★★☆☆☆
予告での「彼女は強い」というセリフがものすごく興味をそそった作品。
その出来栄えはというと…
少し肩すかし。
もっと冒険活劇なんじゃなかったの、と。
が、まぁ、そのあたりは冒頭でいったん忘れて観ると良いのかも。
アデル役のルイーズ・ブルゴワンの七変化っぷりはかわいいです。
好奇心旺盛で何にでも果敢に向かっていく姿も、ヒロインとしては魅力的。
彼女がバスタブに浸かって手紙を読むシーン、
彼女のバストトップがちらちら見えるのも見どころといっていいのかな。
(ものすごくきれいなピンクです、バストトップ)
邦画だと絶対お湯に隠れるように撮るからね。
蘇るミイラ、踊るミイラ、
帽子のピンがささったまま生きている(植物状態?)双子の妹、
監視の緩い拘置所、とある意味つっこみどころ満載な作品でした。
場内も「くすくすっ」という笑いがたまにあがっていたので
パリらしくエスプリが効いてたのかも。(私にはイマイチ)
リュック・ベッソンでパリ舞台なら、断然、『パリより愛をこめて』でしょう。
うん。