★★★★☆
手にできるものと手から離れてゆくもの。
この2つをうまく表現している作品でした。
マーク役のジェシー・アイゼンバーグの演技が光ってました。
やや早めにしゃべるところとか、自分の意見に賛同しない人を
変に思うところ(人によってはそれを見下す、と思ったりもするんだろうけど)とか。
オタクで秀才、人の気持ちに疎いマーク。
冒頭のエリカとマークの会話は
ネット時代の申し子をよく表現しているなぁ、と。
見る限りは会話がかみあってないんだけど、マークの頭の中では
ひとつの話題の間にちょっとした話が入っているだけで…。
(B型の人にはマークの話がよくわかるかもしれない)
この作品は予告編も非常によく出来てると思います。
期待を裏切らない作品。
ゴールデン・グローブ賞でも4冠を得、
アカデミー賞でもかなりの期待ができるのでは?